社会現象にもなったコミケ
1970年代に入ってから急激に規模が拡大し参加者が増加したコミックマーケットは、1980年代前半になると参加サークルが500を超え、参加者は1万人の大台に乗りました。
その支持はどんどん拡大し増加の一途を辿っています。
その理由の一つとしては男性の参加者が増えたことによります。
最初の参加者の大半が女子学生だったのがコミックマーケットの特徴であるように、ある時期までは女性参加者がメインの集団だったのです。
しかしながら、主催側は男性も最初から存在していたので、男性参加者が増えたのは必然とも言えると思います。
現在の「萌えアニメ」の原型とも言える「うる星やつら」が登場することにより参加サークルにこの作品のファンが一気に増えたのです。
そして、1980年前半は空前の「幼い女の子を好むブーム」がやってきました。
これが「アニメ絵」と呼ばれるもので、美少女、少女への愛を作品につぎ込んだものが沢山出てきたのです。
宮崎駿監督作品「カリオストロの城」のヒロインであるクラリスに人気が集中したのもこのブームの影響が大きかったように思います。
しかし、必ず幼い少女のエロが同人誌で扱われたというわけではありません。
しかしそれにも関わらず男性向けの同人誌を作る人が増え、それに加えて同人誌の他に、美少女が活躍するアニメや漫画が増加し社会現象になりました。